こんにちは!Koheiです!
部活をしている方は、このまま部活を続けるのか、やめて違うことをするのか、一度は考えたことがありますよね。
進学のタイミングや部活が楽しくなくなったとき、人間関係に悩んだとき、思うように結果がでなくなったときに考える人が多いと思います。
私は小学1年生で野球を始め、高校1年生の3月で野球をやめました。推薦で高校に行っていたので、そのまま高校もやめて転校しました。
10年間続けていて、推薦がもらえるレベルだったので、やめるときはもったいないと周囲から止められましたが、ここで続けるのは時間の無駄だと思い、決断しました。
そこで本記事では部活をやめるときに参考にした考え方について解説します。
部活を続けるか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください!
部活を続ける価値があるのか考える

まずは今の部活を続けていることで得られる価値について考えます。
部活は通っている学校やレベルによって差はありますが、かなりの時間を使います。
野球部であれば、朝練、夜練があり、土日も練習があるので、授業以外のほとんどの時間を使用しますよね。
週に数十時間も使用しても良いと思えるのか、その時間を使うことで得られる価値があるのか。
その部活を続けることで将来お金を稼げるのか、稼ぐことにつながるのかは、一つの判断軸として持っておくと良いでしょう。
例えば高校3年生でプロ野球のドラフト会議で指名されるレベルの場合、大学に進学して野球を続ける価値はあるでしょう。
ですが、今後どれだけ打ち込んでも、そのレベルに達することができそうにない場合や、そのレベルに達するためにあらゆることをするモチベーションがない場合、将来のことを考えるのであれば、野球に時間を費やすのは賢明とはいえません。
将来したい仕事のために必要なスキルを身に付けたり、好きな仕事を見つけるために時間を費やすほうが、生きていくうえで賢明な判断です。
ひとつのことを長く続けることに価値があると考える人が多いですが、それは行っていることによります。将来につながるのか、それともただの趣味なのかの判断は重要だと思います。
人生で何をしたいのかを考える

小さい頃から部活やスポーツをしている人は、部活をするのが当たり前になっていて、それ以外の選択肢を考えられていない人も多いですよね。親の影響を受けている人も多くいます。
もちろん好きで続けているのであれば良いですが、続けるか悩んでいるのであれば、人生で何がしたいか、優先順位をつけることは重要です。
将来は多くのお金を稼ぎ、豊かに暮らしたいのであれば、お金を稼ぐスキルを身に付けることを優先し、海外で過ごしてみたいのであれば、知識を身に付けることを優先するべきです。
海外に興味があるのであれば、バイトでお金を稼いで海外旅行に行ってみる、留学の費用を貯める、英語が話せるように習い事の費用にするなど、できることはたくさんあります。
部活など、ひとつのことしか経験していなければ、何がしたいのか、嫌いなことや不向きなことは何なのかを把握することが難しくなってしまいます。
バイトをいくつも経験することで、将来したい仕事を把握することも可能ですが、将来したくない仕事を見つけることも可能ですよね。
学生の間に様々なことを経験し、社会に出たときに役立てたいと思うのであれば、部活をやめて、経験のために時間を使うほうが良いのかもしれません。
一旦離れてみる

部活を続ける価値を考え、人生の優先順位を考えても、部活をやめるかどうか決断ができない場合、一旦離れてみるのも良い方法です。
迷っているときに部活に出ても、良い決断ができません。スポーツであれば、気持ちが入っていない場合、自分やチームメイトをケガさせてしまう可能性もあります。
思い切って離れてみることで、部活以外にやりたいことがあるのか、それとも部活に戻りたいのか、気持ちがはっきりします。
私も野球をやめるときは、一度考えるために部活を休みました。休ましてくれといっても休めなかったので、寮から抜け出し、春休みの間、友達の家で1カ月ほど過ごしました。
自宅にいると監督が連れ戻しに来るので、居場所も伝えずに休みました。私の場合は9割9分やめようと思っていたので、戻ったときに気まずいとかは考えていなかったですね。
部活を続けるか悩みだすと、そのまま続けていてもやめたいとしか思いません。続けた方が良い場合もあるので、一度離れて、フラットに考えることをおすすめします。
私が実際にやめるときに考えていたこと

最後に私が10年間続けた野球をやめた時の話をします。
私は部活を続ける理由は、続けることで将来お金を稼げるのか、稼ぐことにつながるのかの一点で考えました。
確かに野球は好きです。大阪を代表する高校からの推薦もあるレベルだったので、自分の思い通りにプレーができ、楽しさもありました。
ですが、楽しいから大学生まで続けるということには違和感がありました。野球がうまくても、お金を稼げなければ続ける意味はないと考えていました。
その決断は中学生の時にも一度していました。プロ野球選手になれないのであれば、高校で野球をする意味はないと。甲子園は私のモチベーションにはなりませんでした。甲子園に出たいのであれば、大阪桐蔭高校や履正社高校に入れなければ、地方の高校を選択するほうが賢明です。
結局そのときは、努力すれば野球でお金を稼げるかもしれないと希望を持ち、高校でも続けることにしました。
ですが、寮生活を続けるなかで、野球よりも普通の高校生活を送りたい、彼女との時間やバイトをしてお金を稼ぎ、海外旅行に行きたいという思いが強くなり、このモチベーションで続けても意味はないと思い、やめる選択をしました。
私は高校1年生でやめた決断を一度も後悔していません。高校に入る前にやめていても良かったと思いましたが、高校に入り、気持ちを再確認できたことで後悔なく辞めることができたと考えています。
やめるタイミングがいつが最適かはその人次第です。学力が低く、部活の推薦で良い高校や大学に入れるのであれば、入学するまで続けるのも一つの選択肢です。
ぜひ一つの考え方として参考にしていただければと思います。
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