【お金から解放される第一歩?】社会人がFPの資格を取るべき3つの理由

こんにちは!Koheiです!

今回みなさんにお伝えする内容は、「FP(ファイナンシャル・プランニング技能士)の資格を社会人が取るべき理由」です。

みなさんはFPの資格を知っていますか?聞いたことがある人は多いかもしれませんね。

FPはお金に関して、生きていくための最低限の基礎知識を学習できます。FPの資格は3級、2級、1級がありますが、社会人の人であれば、3級は全員取得したほうが良い資格だと思います。

私はFP2級まで取得し、知識を得て金銭的に得をしたことが多くあります。知っているのと知らないのとでは、日々の生活も大きく変わります。

24歳で1000万円貯めれたのは、FPの資格を勉強し、知識を活用したからです。間違いなくFPの資格は資産形成に役に立ちました。

今回は

  • FPはおすすめされているけど、資格を取るべきか悩んでいる
  • FPの資格を勉強するメリットが知りたい

そんな方はぜひ参考にしてみてください!

目次

家計管理の知識を得られる

FPの最大のメリットはお金全般に強くなれることです。その中でも個人にとって大きいことは、家計管理の知識を得られることですね。

お金全般に強くなれることで、育児や年金などに掛かる費用の知識を取り入れ、将来どれぐらい費用がかかるかの見通しを立てることができます

将来の見通しが立てば、今の貯金額で良いのか、今の給料であれば何歳までにどの程度貯めれば良いのかがわかりますね。

将来が不安、年金が少なくなるという思いを持った人は多くいますが、実際にお金の計算をしたり、行動に起こしている人は少ないです

不安は行動を起こさなければ、いつまでも解消されません。FPの知識を取り入れることは不安を解消するためのひとつの方法です。

みなさんは毎月の貯金額をどのように決めていますか?毎月残る金額がこの程度だから、友人がこの程度だから、特に決めていない、そんな人が多いように感じます。

この貯金方法は適切な方法とは言えません。必要なお金がなければ将来の自分だけでなく、家族が苦しみます。

貯金の金額を決めるときは、将来使うお金を計算する必要があります。住宅や車などの大きい買い物や、子どもが生まれた後の毎月の生活費、昇給額を考慮した給料の計算も必要ですね。

35歳で住宅を購入するのに頭金が500万円必要であれば、500万円を貯められるように毎月の貯金額を決める必要があります。

適した家計管理をするには、様々なお金を計算しなければいけません。FPはお金を計算する知識が身に付く資格です。

うまく家計管理ができずに悩んでいる人は、FPなどに相談に行きがちです。ですが、FPに食費は3万円、交際費も3万円に抑えて、毎月これぐらい貯金しましょうと言われても、しっかりと自分でも理解しないと続けることは難しいです。

自分でFP資格の勉強をし、自分で家計を改善する方法を身につける。将来の不安は自分で理解し、改善できるように計画を立て、行動しなければいつまでたっても解消されません。

税金の対策、給付金などの制度に詳しくなれる

みなさん税金の対策などはしていますか?

会社員の多くが行っていることは、ふるさと納税や、iDeCoなどの税金対策ですね。FPの資格を勉強すれば、税金の知識を得ることができます。

4月~6月の給与が高いと、社会保険料が上がるから気をつけた方がいいというのは、インフルエンサーなどがよく発信していますね。

4月~6月の給与で標準報酬月額を決定し、その年の9月から~翌年8月までは、決定した標準報酬月額に基づいて、社会保険料を納付します。

ちなみに9月以降も給与が上がりすぎると、随時改定されるので、4月~6月以外はノーマークという人は気をつけた方が良いですね。

また、あまり知られていませんが、社会保険料の算定に使われる標準報酬月額には住宅手当通勤費も含まれます

通勤手当は支給されるから、気にせずに乗り換えの多い通勤経路や遠い場所からの通勤を選択し、定期が高くなった場合、交通費は支給されるので自費ではありませんが、標準報酬月額の等級が上がり、社会保険料が上がる場合があります

社会保険料を払えば、年金が増えるからいいよねという人もいるかもしれませんが、介護保険料や健康保険料は多くはらったから得をするということはありません

通勤の経路が長いことは、通勤時間が長く、ストレスに感じることに加え、社会保険料が上がるリスクがありますね。

税金以外にも給付金の知識を得ることもできます。

児童手当や育児休業給付金などの制度を知ることで、児童手当があるから大学の学費は200万円だけで済みそうとか、給料の2/3が支給される半年間は育児休業を取ろうかなとか、ライフプランを考えるときにかなり役に立つ情報を取り入れて計画することができます。

私も給付金の制度を知れたことで、ライフプランがかなり変わり、気持ちが楽になりました。FPを勉強することで、数十万、時には数百万のメリットが得られる知識を学ぶことできます。

税金の対策や給付金の制度は、若いうちから知ることでメリットを得られる期間が長くなり、金銭面に関する気持ちが楽になります。ぜひ若いうちから、知識を得て、メリットのある制度を活用してみてください。

必要以上の保険に入らなくなる

みなさんは保険に入っていますか?

保険に入る目的は、起こってしまったときに生活が困窮するようなトラブルに備えるために加入するものです。自動車保険や火災保険が当てはまりますね。

その他の保険は基本的には不要です。特に民間の医療保険は、ほとんどの場合必要ありません

理由は高額療養費制度を使用できるからです。高額療養費制度は医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や窓口で支払う医療費の上限額が年齢や所得に応じて定められている制度です。

【自己負担限度額(70歳未満の人)】平成27年1月診療分から

所得区分自己負担限度額多数該当
①区分ア
(標準報酬月額83万円以上の方)
(報酬月額81万円以上の方)
252,600円+(総医療費-842,000)×1%140,100円
②区分イ
(標準報酬月額53万円~79万円の方)
(報酬月額51万5千円以上~81万円未満の方)
167,400円+(総医療費-558,000)×1%93,000円
③区分ウ
(標準報酬月額28万円~50万円の方)
(報酬月額27万円以上~51万5千円未満の方)
80,100円+(総医療費-267,000)×1%44,400円
④区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)
(報酬月額27万円未満の方)
57,600円44,400円
⑤区分オ
(低所得者)
(被保険者が市区町村民税の非課税等)
35,400円24,600円
標準報酬月額…4月~6月の給与の平均額
総医療費…保険適用される診療費用の総額(10割)
多数該当…療養を受けた月以前の1年間に、3カ月以上の高額療養費の支給を受けた(限度額適用認定証を使用し、自己負担限度額を負担した場合も含む)場合には、4ヵ月目から「多数該当」となり、自己負担限度額がさらに軽減される
出所:全国健康保険協会

月収が30万円の場合、総医療費が月100万円かかった場合でも、87,430円が限度額となり、912,570円は後日払い戻されます。

また、療養を受けた月以前の1年間に、3カ月以上の高額療養費の支給を受けた場合、4カ月目から「多数該当」となり、自己負担限度額はさらに軽減されます。

100万円かかる医療が9万円程度で済む保険に入っているのに、さらに民間の保険でカバーするのはあまり効果がありませんね。

入院時の食事代や差額のベット代は高額療養費の対象外となりますが、起こる確率が低く、損失も小さいので貯金で対応するほうが良いです。細かいところを保険でカバーしようと考えると、いくら保険があっても足りなくなりますね。

ケガや病気で長期間働けなくなった場合の補償制度も手厚く、休業補償給付や傷病手当金が出ます。働けない期間も給与の6~8割は国が補償してくれるので、これらの保険も不要ですね。

何かあった場合でも費用の限度額が決まっている事を知れるのは、ライフプランを考えるうえでとても重要です。知っているのと知らないのでは備え方がかなり変わります

保険に入りすぎているかもと思う人は、知識が不足している分、無駄にお金を払いすぎている場合が多いです。必要以上の保険に入らないことは、家計の負担を減らす効果が大きいです。知識を取り入れて、見直してみてください。

家族や知人の役に立てる

家族や知人の役に立てることは満足度や幸福度の向上につながります。

FPを勉強すると、相続税がこのぐらいかかるから早めに用意しておいた方がいいよとか、高額療養費使えるんじゃない?とか、アドバイスできることが多くあり、役に立てている実感を得られます。

特に両親や祖父、祖母は制度に疎い場合が多いので、家族の無駄な費用をなくしてあげたり、給付金を利用して適切なライフプランを立ててあげられることは、家族のお金を守れているという気持ちになり嬉しいですね。

親孝行や祖父祖母孝行は、お金を渡す、家電や家具を買ってあげる、旅行に連れて行ってあげるなど様々ですが、お金を守ってあげることも当てはまります。20万円のお金を渡す事と20万円の費用を抑えてあげることは同じ効果がありますね。

適切なライフプランを考えてあげれば、家族の最期を豊かに暮らせるようにすることができます。お金に困りながら家族が亡くなっていくのを見るのは辛いですよね。

みなさんもFPの資格を勉強し、知識面での親孝行を行ってみませんか?

まとめ

今回はFP(ファイナンシャル・プランニング技能士)の資格を社会人が取るべき理由について解説しました。

FPを勉強することで、自分自身や家族、友人のお金に関する悩みを解消し、生活の満足度を向上させてあげられるかもしれません。

勉強時間は他の資格と比べて比較的短いので、始めやすいです。3級であれば合格率も高いですね。

豊かな生活を送る第一歩として、FPの資格を勉強してみましょう!

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